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酸性温泉

北海道 川湯温泉公衆浴場2 [温泉地レポート 北海道]

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今回は、川湯温泉共同浴場のお湯を紹介します。
この日のあつ湯は45度弱だったけれど、地元の常連はぬるいと不満。

そこで隣の男湯に「女湯がちょっとぬるいんで、もっと出してもらっていいですかぁ?」と声をかける。
すると男湯から「いいですよぉ」と、返事がある。

女湯側にはお湯の調整できるところがないので、温度調節には男湯との連携プレーが必須。
湯量を調整するコックが男湯の窓の外にあり、常連のおじさんが身を乗り出して、調整するのだそう。

するとお湯の量が少し増ふえる。
「どお?」と男湯から声がきく。
「もうちょっと多くお願いします」
「はいよ」

湯口から、グッとお湯が出る。

「このぐらいがいいです。ありがとうございます」
いい湯だね~とおばちゃんは満足そう。
男湯から「熱くなったら、いつでも言ってね」と声。

湯口に手を当てると、かなり熱い。
おそらく50数度あるでしょう。

ときどき、旅行客があつ湯にぬる湯をばんばん入れてぬるくしてしまうとこぼしていました。

湯の温度は、こうして地元の常連客が“自己管理”しています。
だから、常連じゃない人は、あまり勝手に操作しないほうがいい。
ぬるい、熱いと、問題になるし、嫌がられる。
常連客と、常連の好みの温度がわかる人だけが温度調整できるというわけです。

もちろん、お湯そのものもいいですよ。
あつ湯に2分も浸かると、急激に汗が噴き出る。
そこで、すぐにぬる湯に浸かって急速冷却するんです。

この、あつ湯とゆる湯の交互入浴が、川湯公衆浴場の魅力。
さっぱりして、爽快な気分になります。
そのうえクセになるのです。

お湯の力が強いのか、体力も使うお湯です。
そのうえ窓を閉めきりにすると、お風呂場は熱気で熱くなり、いつまでたっても汗がひきません。
油断をするとへとへとになります。
ゆっくり入りたいという人は、水の持参が必須です。
ほかのお客さんに断って、窓を薄く開けるとちょっと楽になります。

ただし、80歳を超える方も湯浴みにくるので、寒いなら窓を閉めましょうかと気遣いもお忘れなく。
そんな気配りを心掛けると、ちょっと聞き取りづらい言葉だけれど、北海道ライフを話してくれます。

「ニシンが釣れるから……」「うちの旦那が獲ってきた鮭を保存して……」「ここのお風呂に入らないと膝が痛くて……」「夏になったら旦那とカヌーで……」などなど。
お湯に浸かって話を聞けば、北海道の大自然が目に浮かぶ。

ここに通う常連さんの中には、車で1時間、2時間かけて、北見や網走、斜里などから、週に1度や1日置きに、通ってくる人たちもいます。
それほど愛されているお風呂です。

お風呂からあがるときは、あつ湯にじっくり浸かり、次にぬる湯で汗がでないように冷ます。
最後はあつ湯に軽く浸かって、身体を拭いて、脱衣所に戻る。

帰り道、3月中旬の川湯は天気がよくても0度前後。
身体がポカポカなので、来るとき着ていたダウンは片手に、Tシャツ、ジーパンの薄着でホテルまで歩きます。
「あ~、気持ちよかったぁ」
と、人のいない通りで声に出したりしていると、
目の前の道をどデカいエゾシカが横断する。

こっちは、びっくりして立ちすくむ。
と、続いてどどどどどっと10頭ばかりの鹿の群れが道を横断。
いったいナニ?
目の前で起こっていることが信じられません。
慌ててカメラをとり出して起動するも間に合わず、撮った写真がこれ。

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かろうじて写っていました。

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でも、隣の空き地に大量にいたのでびっくり。
風呂上りにエゾシカ。
まさに北海道ライフ。

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川湯公衆浴場
北海道川上郡弟子屈町川湯温泉3-1-7
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